Leostreamコネクションブローカー

前回、コネクションブローカーの一般的なお話をしましたが、弊社取扱いのLeostream Connection Brokerの特徴について説明いたします。

大きく4つの特徴があります。

一つ目はヘテロジーニアスな環境で利用できる点です。様々な仮想環境、物理PCに対応しているため、用途に応じ最適なデスクトップをユーザーごとに提供することができます。仮想環境としては、VMWare、Citrix、Hyper-Vに対応しており、あまりメジャーではありませんが、オープンソース版のXen、RedHat Enterprise Virtualizationにも対応しています。物理PCは特に制限なく利用ができます。Active DirectoryやCSVを利用した一括登録ができるようになっています。

二つ目はサポートしている画面転送プロトコルの多彩さです。現時点で日本国内で販売しているものでは一番多いのではないか、と思っております。よくVDIで利用されている、MicrosoftのRDP・RemoteFX、CitrixのHDXをはじめ、ワークステーションのリモート化でよく利用されるPCoIPやhpのRGSのサポートはもちろん、サーバー管理でよく利用されているVNCやRadminもサポートもしています。これらWindows環境で利用されるプロトコルだけでなく、Linux環境で利用されているプロトコルも多数サポートしています。VNCはもちろん、NoMachine NX、FreeNX、Exceed onDemandが利用でき、様々な環境に対応ができます。

三つ目はログイン時の二要素認証です。シンクライアント利用時に様々なスマートカード、非接触カードに対応しています。残念ながら現時点ではFelicaには対応しておりませんが、様々なカードに対応していますので、すでに投資されている資産をそのまま利用できます。

四つ目はVPNとのログイン統合です。外部アクセスで社内のデスクトップにアクセスする際にVPNとシンクライアントの認証をそれぞれで行う必要があるケースがありますが、その際の認証を一度で済ませることができます。

この四つ以外にも様々な特徴があります。仮想環境まで含めた統合型の製品ではないので、かなり細かい設定ができるようになっています。サポートしている仮想環境やプロトコルごとにできることが多少変わりますが、統合型製品と同じことしかできないのでは採用されるのが難しいので、かなり細かい点まで設定ができます。これまで検討された製品では難しかった設定もできることがありますので、一度ご相談いただければ幸いです。