リモートデスクトップ NoMachine製品 について

リモートデスクトップはWindowsでは一般的に使用されています。一方Linux/ UnixではテキストベースのSSHが一般的です。
NoMachine製品はWindows だけでなくLinuxでもGUIによるリモートデスクトップを提供します。

Windows だけでなくLinuxとMacに対応

Windows以外にLinux とMacにも対応しています。

簡単に導入ができ少ない帯域でも利用可能

NoMachine製品は導入が容易で、Linuxでも対象の設定変更なく日本語が利用できるようになっています。

少ない帯域で利用が可能

圧縮技術により非常に少ない帯域で利用できるので、インターネットなど帯域が安定していないところでも利用ができます。

コラボレーション

複数人が同時に同じ画面を共有することができます。
アプリケーションの動作や設定内容の確認などが可能になります。
リモートアシスタントとして利用できます。

録画可能

セッションの様子をすべて録画することが可能です。
あとで作業内容をみて確認したいときに利用できます。

デバイスの利用

クライアントに接続しているデバイスを共有できます。
たとえばクライアントに接続している、ディスク、USBデバイス、プリンターなどをリモートデスクトップから利用できるようになります。

マルチメディア対応

動画像を利用したアプリケーションが利用できます。
また、USBのゲームパッドを利用してゲームもできます。
(この場合には帯域は多く必要になります)

とりあえず、これらの製品の動作確認をしたい場合、個人的に使用するのであれば無料で試すことが可能のです。無料版ではサーバーとクライアントがインストールされ比較的容易に試すことが可能です。
(リンク)
また、Version 3はオープンソースとしてリリースされていたので、それから派生したプロダクトもいくつかあります。

有償製品としてはエンタープライズ向け製品があり、そちらのほうでは製品サポートはもちろんデータセンターやクラウド向けのサービスがあります。そちらのほうについてはまた別途説明します。

Leostreamコネクションブローカー

前回、コネクションブローカーの一般的なお話をしましたが、弊社取扱いのLeostream Connection Brokerの特徴について説明いたします。

大きく4つの特徴があります。

一つ目はヘテロジーニアスな環境で利用できる点です。様々な仮想環境、物理PCに対応しているため、用途に応じ最適なデスクトップをユーザーごとに提供することができます。仮想環境としては、VMWare、Citrix、Hyper-Vに対応しており、あまりメジャーではありませんが、オープンソース版のXen、RedHat Enterprise Virtualizationにも対応しています。物理PCは特に制限なく利用ができます。Active DirectoryやCSVを利用した一括登録ができるようになっています。

二つ目はサポートしている画面転送プロトコルの多彩さです。現時点で日本国内で販売しているものでは一番多いのではないか、と思っております。よくVDIで利用されている、MicrosoftのRDP・RemoteFX、CitrixのHDXをはじめ、ワークステーションのリモート化でよく利用されるPCoIPやhpのRGSのサポートはもちろん、サーバー管理でよく利用されているVNCやRadminもサポートもしています。これらWindows環境で利用されるプロトコルだけでなく、Linux環境で利用されているプロトコルも多数サポートしています。VNCはもちろん、NoMachine NX、FreeNX、Exceed onDemandが利用でき、様々な環境に対応ができます。

三つ目はログイン時の二要素認証です。シンクライアント利用時に様々なスマートカード、非接触カードに対応しています。残念ながら現時点ではFelicaには対応しておりませんが、様々なカードに対応していますので、すでに投資されている資産をそのまま利用できます。

四つ目はVPNとのログイン統合です。外部アクセスで社内のデスクトップにアクセスする際にVPNとシンクライアントの認証をそれぞれで行う必要があるケースがありますが、その際の認証を一度で済ませることができます。

この四つ以外にも様々な特徴があります。仮想環境まで含めた統合型の製品ではないので、かなり細かい設定ができるようになっています。サポートしている仮想環境やプロトコルごとにできることが多少変わりますが、統合型製品と同じことしかできないのでは採用されるのが難しいので、かなり細かい点まで設定ができます。これまで検討された製品では難しかった設定もできることがありますので、一度ご相談いただければ幸いです。

【ニュース】NoMachine社とVAR契約を締結

2014年2月26日、ルクセンブルグに本社のあるNoMachine社とVAR契約を締結しました。

NoMachine社の製品の概要および主な特長は以下の通りです。

リモートアクセス

No Machineを導入すればどこからでもリモートでアクセスが可能になります。

どのコンテンツにも対応

リモートから音楽や動画、3Dソフトなどの利用に制限があると思われがちですが、No Machine製品の場合そのようなマルチメディアアプリ用途にも使用できるようになっています。

コラボレーションにも最適

他の人とも容易にデスクトップ共有ができるようになっているのでドキュメントを共同で作成したり、ファイル共有したり、トラブルシューティングが行えたりできます。

どのデバイスでも利用可能

ファイル、ディスク、デバイスをリモート-ローカル間で簡単に使用できます。
リモートデスクトップからローカルにあるプリンターを使用して印刷ができます。同様にUSBメモリー、スキャナー、ディスクドライブなどを利用できます。

デスクトップ録画

作業の様子を録画することができます。例えば厄介なバグの様子を録画したり、作業のワークフローを録って後で作業を見直したりすることも可能になります。その動画を見た他者と意見交換したり、ソフトウェアのデモに利用したりすることも可能になります。

NoMachineLogo

関連リンク

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